本日の給食6/10

ごはん・牛乳・かますフライ・塩昆布あえ・そば米汁

そば米汁は、祖谷(いや)地方に古くから伝わってきた郷土料理です。高い山に囲まれて、昼と夜の温度差が激しい祖谷では、なかなか米を作ることができませんでした。そのため、米のかわりに山でも育てやすいそばを作り始めたそうです。大切なそばの実を少しの量で、お腹いっぱいにするために昔の人の知恵から、そばの実を粒のまま雑炊(ぞうすい)や汁の具として食べるようになり、そば米汁ができました。そば米は、そばの実を塩ゆでして殻(から)をむき、乾燥させて作られます。そばは、粉にして練り、麺にして食べることが多いですが、実をそのまま食べるのは全国的にも珍しいです。