運動の秋
10月13日は「スポーツの日」でした。「スポーツの日」とは、スポーツを楽しみ、健康で活力ある社会の実現を願って制定された国民の祝日です。
スポーツ庁が毎年実施している「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、中学生では体育の授業以外で「よく運動をする人」と「あまり運動をしない人」の二極化が進んでいるという結果が出ています。中学生の時期は、心身ともに大きく成長する大切な時期です。この時期に運動やスポーツに積極的に取り組むことで、体を支える骨や筋肉が鍛えられ、呼吸機能が発達するなど、身体の成長に大きな影響を与えます。
また、別の調査では、運動やスポーツが好きな生徒ほど、物事を最後までやり遂げて嬉しかった経験があり、難しいことにも失敗を恐れずに挑戦し、自分には良いところがあると感じている割合が高いことが報告されています。
運動やスポーツは、身体の成長だけでなく、心の成長にもとても大切です。
「運動は苦手だ」と思っている人も、体育の時間はもちろん、家庭での勉強の合間などにも体を動かしてみましょう。体を動かす爽快感や、心地よさを味わい、少しずつ運動を好きになってほしいと思います。
運動する喜びや楽しさの経験は、生涯にわたって健やかな生活を送るための運動習慣につながります。