今日は,抜き打ちの避難訓練(火災想定)を行いました。
出火場所を理科室(特別教室棟)から校長室(教室の真下)に変更して訓練アナウンスをしてもらいました。
火災の場合は,誰も気付かずに燃え広がって煙が出だしてからの避難になることが考えられます。
生徒が気付く場合もありますし,そうなれば生徒が消火作業をする場合も出てきます。
訓練は,マニュアルがあって決まったとおりに動くことが多いのですが,「マニュアル通りに動いて大丈夫なのか?」ということも判断できなければなりません。
マニュアルを知り,その通りに動けることは大切ですが,条件によっては動き方を変えなければならないこともあります。
炎や煙の出具合,風向きであるとか,周囲の生徒の状況であるとか,様々な条件を見て,まずはどこの階段で逃げるのがいいのかなど,判断できることが重要です。
一人一人が考える避難訓練が本当に必要だと思いました。