避難訓練（地震・津波）

マグニチュード9.1，震度7の南海トラフ地震を想定した避難訓練を行いました。

本校はすぐ南が椿泊湾，すぐ北側に山があります。

本校は津波の被害を直接受ける立地ですが，避難できる高い所もすぐそばにあります。

1次避難場所に生徒教職員が到着するまでの所要時間は避難開始後3分弱でした。

本校北山の1次避難場所の高さが校舎3階と同じぐらいの高さです。

阿南市防災マップによると，地震発生後，本校までの津波到達時間は15分程度，津波の高さは5m以上となっており，おそらく8～9mになるのではないかと考えています。

1次避難所までの避難時間は余裕がありますが，高さは少し心配があります。

全員の無事を確認次第，山のてっぺんにある2次避難場所の椿自然園まで避難します。

2次避難所までの移動をできるだけ早く始めたい，そして安全に。

生徒に意識してもらったことは，山道を通って避難するときもおそらく余震が来るということ，そのときどう安全を確保して避難するのか，そのイメージをもって歩くことでした。

本当に地震が来たときには，近所の住民の方々と行動をともにすることになります。

自分の命を守ることが最優先ですが，人のために何かできる人であってほしいと思います。