株式会社GF藤崎耕治社長講演会「持続可能かつ調和の街『阿南圏域』」

2月9日(金)午後，10月末の「椿町中 THE SOLAR BUNKASAI」の際に音響システムを作動させるために太陽光発電のソーラーパネルを協賛の形で無償提供していただいた株式会社GFの藤崎耕治社長様に本校にお越しいただき，1時間講演をしていただきました。

演題は「持続可能かつ調和の街『阿南圏域』」。

本年度の本校の「特色ある学校づくり」の仕上げに位置づけた講演会です。

地域の方にも案内を出していたところ，数名の方が聞きに来てくださいました。

もともと阿南市以南の「阿南圏域」は地域資源が豊かで経済的にも活力のある地域です。

将来は，今あるものと再生可能エネルギーを活用して，「阿南圏域」の発電方法を改良し，産業や教育の仕組みなどを変えていくことで，地域の力を活性化させることにつながり，人口減少を食い止め，持続可能な状態にできるのではないかという提案でした。

中学生にとっては難しい話であったと思うのですが，阿南市学校再編計画が進むにつれ，近い将来地域から学校からなくなるのでは・・・と，どうしても寂しくなりそうな私たちの思考に明るい展望を持たせていただける話でした。

藤崎社長様，貴重な話をありがとうございました。

生徒の感想を載せておきます。

「太陽光パネルでの発電のことだけかと思っていたけど，洋上風力発電のことも出てきて興味深かったです。土地の形を変えずに大量の太陽光パネルを設置していると聞いて，今では太陽光発電は環境にはよいけど，ふるさとの景色は悪くすると思っていたので，新しい考えを持つことができました。また，風力発電などで阿南圏域を経済的に豊かにして，働く場所ができることで住む人が増えるという考えが実現したらいいなと思いました。昔から大人になったらここには住めないし，ここでは働けないと思っていたので，将来ここで働けるかもしれないという希望が持てたのでよかったです。」