• 0883-86-1109
山城中学校全景

ダルズ市親善団との交流会(その1)

三好市はアメリカのダルズ市(オレゴン州)と、2003年に姉妹都市提携を結んでいます(提携当時は池田町)。新型コロナウイルス感染症のために途絶えていた交流が再会し、昨年は市内の中高生がダルズ市を訪れています。昨日(6/24)、ダルズ市からの親善団20名(学生10名、一般10名)が、本校を訪れてくれました。歓迎式では、生徒会のメンバーが山城や西祖谷を紹介するプレゼンを行いました。写真やイラストを交えた素晴らしい発表でした。歓迎式の後は、学生のグループと一般の方のグループに分かれて、お茶会と習字(筆ペン)を体験してもらいました。


お茶会は、山城町文化協会の方々が開いてくださいました。ほとんどの方が、目の前で点てたお抹茶をいただくのは初めてとのことでした。あんこのたっぷり入ったおまんじゅうも、皆さん抵抗なく味わってくれました。ホールの片隅が、野点の茶席のような空間となり、日本文化の一端を体験してもらうことができました。


習字は、各教室で本校の生徒たちと一緒に行いました。扇子に筆ペンで竹のイラストを描き、それぞれのお名前の「音」を漢字に当てたものを、書いてもらいました。中には、「薔薇」や「凜」といった画数の多い漢字にチャレンジした方もいらっしゃいました。生徒たちも積極的にコミュニケーションをとり、一緒に作品を仕上げていきました。お互いにとって、とても楽しい時間になったようです。
最後は、全員で阿波踊りです。ここでもお二人の地域の方ご協力を仰ぎ、鳴り物も含めての本格的な阿波踊りを紹介することができました。地元の連に入っている生徒たちのデモンストレーションの後、全員で輪になって踊りました。

約3時間の活動でしたが、お互いにとって、これぞ「一期一会」といえる素晴らしい時間となりました。