山城地区住民福祉協議会連合会主催の、地域防災訓練に参加させていただきました。
第1部はの参加者は中学生のみで、三好市危機管理課、三好市防災士会の方々にご指導いただきながら、災害用テント・非常用トイレ・段ボールベッドの組立を体験させてもらいました。
第2部は、地区住協、民生児童委員協議会、消防団、三好市役所山城支所を始めたくさんの方々が参加され、大人と中学生が混じった班に分かれ、それぞれが避難所のデザインを考えました。高齢者の方々、若い世代の夫婦、体調不良の方や旅行者など、予め設定された避難者を避難所のどのスペースに入ってもらうかを協議しながら、より望ましい避難所のデザインを考えました。
避難訓練は、毎年地震や火災を想定して実施していますが、大人と話し合いながらの活動はこれまで無かったので、貴重な活動になりました。
最後に社会福祉協議会山城支所の方から、災害ボランティアセンターの紹介をしていただきました。
どの活動・情報も、豪雨災害や30年以内に70~80%の確立で発生されている南海・東南海地震への備えとして欠かせないもので、地域の防災や自主防災をより深く考えることに繋がる、有意義な体験となりました。
お世話いただいた関係各機関の皆様、ありがとうございました。
※生徒の感想です
○災害はいつどこで起こるか分からない。人ごとではないので冷静な判断ができるように、事前に家族で話し合いをしておきたいと思った。避難することになったときは、飼っているネコも一緒に連れて行き、ご飯などもすぐ持っていってあげられるようにしようと思った。
○地域防災訓練で学んだことは二つあります。まず一つ目は、自分たちが避難すべき場所と危険な場所を前もってチェックしておくことです。二つ目は、防災バッグを準備しておくことです。英語の授業でも、最低限必要な物を詰め込んでおくといざというとき助かると学んだので、母に言ってみようと思います。
○防災訓練を終えて、物を持っているだけではいけないと思いました。例えば、非常用トイレも組み立て方が分からなければ使えないので、いろいろな防災グッズの使い方を学んでおこうと思います。
○避難するまでのことだけじゃなく、避難した後の行動を学びました。自分たちでやらなきゃいけないことがたくさんあって、もし災害が起こって、支援がなければどうすべきか・・・って考えました。