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山城中学校全景

絵本の読み聞かせ(11/21)

今月は次の本を読んでいただきました。1年生が、「月 人 石」と「わたし」。2年生は、「いのちの木」。3年生は、「ヤー、トモタチ」(紙芝居)を読んでいただきました。

生徒たちの感想を紹介します。

○「わたし」という本からは、一人一人の人から「私」を見ると、呼び方が違うんだなあと改めてわかりました。もう一冊の本では、その漢字の意味を習字で表現できているのがすごいなと思いました。読み方が上手で、みんなに見えるように本を向けていたのがいいと思いました。
○ゆっくり読んでくださり、とても聞き取りやすかったです。また、ページをめくると、そのページを見せてくれるので、どんな絵があるのかわかりやすかったです。
○両方の絵本が、谷川俊太郎さんの文だったので、あらためて谷川俊太郎さんの文は面白いなと思いました。

○きつねと他の動物たちは、仲が良かったんだなと思った。きつねが亡くなっても、そこから木が生えてきて、新しい命になって、それにたくさんの生き物たちが暮らすという、命のバトンの話だった。
○生きているときにみんなに優しく接していたら、亡くなってしまってからもみんなに愛されて、大切にされるんだなと思いました。自分が人にしたことは自分に返ってくるということも分かりました。周りの人のことを自分以上に大切にしようと思います。
○普段絵本はあまり読まないので、読み聞かせは新鮮で面白いです。今日の本は、穏やかで、それでいて深くてとてもあたたかい物語で、今まで読んでくださった本の中でも好きな部類でした。

○今日の読み聞かせで、坂東捕虜収容所のことや、そこでのドイツ兵のことなどを詳しく知ることができました。この話でいいと思ったところは、初めはドイツ兵のことを警戒していたけれど、だんだん仲良くなっていくところです。この話で、見た目だけで勝手な判断をせず、声をかけてコミュニケーションをすることの大切さを学びました。機会があれば、資料館などに行って調べてみたいです。
○いつもどんな本を読んでくださるのか楽しみに待っています。今まで読んでくださった本は、面白い本や感動する本など、ジャンルが様々で、聞いていて楽しかったです。中学生になって、学校以外で読み聞かせをしてもらうことが少なくなったので、とても貴重な機会でした。私も読書の時間を増やせられる様にしたいです。

○この話を聞いて、親友とはこんな感じで絆が深まってくるんだなと思いました。読み聞かせをしてくださる人は読み方が上手なので、とても頭に入ってきやすいです。次も楽しみです。
○今日は紙芝居を読んでくださいました。読み方が上手で、その場の情景が想像しやすかったです。本を読んだり、読んでもらったりするのはとても楽しいので、自分もいろんな本を読んでみようと思いました。

○この話は音楽の授業でも触れたので、少し知っていました。子どもたちの純粋な心と、所長の人道的な行いが素敵だなと想いました。でも、ドイツの捕虜の人たちが地元の人たちに技術を教えるとき、楽しそうと思う反面、戦争がなければ自分の国でその技術を発揮できたのだろうと思いました。皆が仲良くできたらいいですよね。