避難訓練を行いました。予め通知をしていた前回とは異なり、今回は事前通知無しで実施しました。また、これまで2階ホールとしていた第1次避難場所を4階に変更して行いました。避難場所の変更は、1ヵ月以上前の集会で伝えたのですが、生徒たちは戸惑うことなく落ち着いて行動することができました。ヘルメットの代わりに教科書などで頭を守りながら避難するなど、突然始まった訓練でも自分たちで考え行動することができていました。点呼の後、東日本大震災に関する動画を2本視聴しました。最後は、ワークシートを使って自分の行動を振り返ったり、動画の感想を記入したりしてさらに学びを深めました。
○生徒の感想
・「恐怖を知らないことが恐怖になる」という言葉がとても印象に残った。1秒で命が助かるかもしれないときいて、避難の仕方を全員が知っておくことが大切だと思った。
・津波は1秒も待ってくれない。だから自分たちが考えて行動しないとダメだと思った。
・普段やっている防災訓練がとても大切だということが改めて分かった。
・これまでは心のどこかで「大人の言うことを聞いていればいい。」と思っていたのですが、普段から準備をしておかないと、本当に災害が起こったときは大人も子どももどうしていいかが分からなくなるんだなと思いました。
・山城は津波は来ないけど、土砂崩れが起きるかもしれないので、地震の時には山側に十分気をつけようと思いました。家族とも防災についてもっと話そうと思いました。
・一番大切なことは「自分で考えて行動すること」だと思いました。実際、地震や津波が起こったときに逃げた人と逃げなかった人がいたと言っていました。逃げてない人がいるから大丈夫と思わず、逃げないといけないと思い、自分の命を守ることを考えようと思いました。
・災害が起きたときだけでなく、いつも自分から動くという行動をとろうと思います。また、普段から「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉を大切にしたいと思います。