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6年生 総合 うり坊訪問

今日は6年生と一緒に、東みよし町で民宿「うり坊」をされている木下さんのお宅を訪問してきました。

6年生はキャリア教育の中で、「起業家育成事業」のひとつとして、「生き方に学ぶ」をテーマに学習を進めています。

ここも校区です。山に入っていくと「ザ・自然やなぁ」との声が聞こえてきました。
バスで15分ほどで到着しました。道もずいぶん良くなったんですね。
早速お出迎えしていただきました。まず山の神様にごあいさつです。本当に「こだま」が返ってきてビックリ!
ここが「民宿 うり坊」です。うり坊はイノシシの子どもだそうです。
「ここから奥は人気のない生き物の世界だよ」と教えてくださいました。
加工施設の中へ案内していただきました。
鹿の角を実際に触らせていただきました。初めての感触に驚きです。
写真タイムです。せんとくんみたいになってます。
「え?うちの家族を知ってるんですか?」もちろん地域に長くいらっしゃるのでご存じです。
あらためて景色を見ると、本当に神々しく、自然いっぱいの景色に感動します。
民宿の中にも入れていただきました!子どもたちに、本当にいいお話をしてくださいました。
集落や農業を守るために、致し方なく狩猟を始めたことや・・・
「いただきます」の意味は感謝の気持ちをもって、肉だけでなく、野菜も同じ命であること・・・
命をいただいたからには、糧として人が成長できるようにと願いを込めていることを教えていただきました。

「鹿肉やイノシシの肉を食べたことがある人?」何人かは手が挙がっていました。

子どもたちの質問にも「鹿肉ってどんな味ですか?」と質問がありました。すると・・・

なんと、鹿肉のホットドッグを用意してくださっていました!これには子どもたちも大喜びです。
「鹿肉はこういう味かということを分かってほしかった。」と準備してくださいました。
生き物への感謝の気持ちをもって「いただきます」です。
「給食にも出してほしい!」「思ったよりおいしい!」と子どもたちの声が聞こえてきました。
ここには書き切れないくらいの、たくさんの質問にも、丁寧に答えてくださいました。
帰りには、山の神様にふたたびごあいさつです。
みんなの笑顔が、今日の活動の満足感を表していますね。
最後に感謝の気持ちをお礼に代えてお別れです。
最後までお見送りもしていただきました。

みんなで「イノシシのポーズ」で記念撮影です。

「商売という気持ちよりも、生きがいとしての気持ちが大きい。」

「感謝していただいたことで、改めて地域の良さを知った。」

「みんなには、いろんな知識と知恵を身につけて、いろんな体験をしてほしい。だから今やれることは、今やっておくことが大事。」

など、これから生きていく上で参考になる、ありがたいお話をたくさんしてくださいました。私もとても勉強になった訪問でした。

子どもたちのために良い経験をさせていただき、どうもありがとうございました。