2年生がローマ字入力学習をしていました。谷藤ICT教育支援員さんと担任の先生が1年間を見通して細やかに指導をしてくれています。2年生のまとめの時期が来て、子どもたちはホームポジションで、効率的な運指で文字入力をすることができるようになっています。子どもが学齢期になると、小学校でも、こども園でも、鉛筆の持ち方を指導していると思います。一般的に「正しい」といわれる持ち方ができると、無駄な力を入れることなく、スムーズに文字を書くことができます。キーボードを使った文字入力も同じです。指の運び、姿勢などが身につくと、一気に入力速度も正確さも向上します。我流が問題があると言っているのではありません。オリジナリティあふれる入力方法で問題なく入力することができる方もたくさんいます。基本を学ぶと、その先でその人なりの個性が発揮されるのだと思います。その「基本」を本校では低学年から計画的にカリキュラムに位置付けて指導しています。担任の先生と子どもたちの実態を話し合って、学年によって柔軟に指導計画を組み立てて提案してくださるICT教育支援員の方のおかげでもあります。