12月13日(金)の放課後,校内体操検定会を行いました。子供たちにとって,これまでの練習の成果を発揮する場です。
検定級は,3級から特級までの4段階あり,それぞれ鉄棒,マット,跳び箱の3種目で定められた連続技を行います。検定は,3人の検定員が技の出来栄えを見て,2人以上が検定基準を満たしていると判定(白旗を挙げる)すれば,その種目は合格になります。それぞれの級で全ての種目に合格すれば,その級に認定されます。昨年度からは,各級の2種目に合格すれば準合格と認定されることになりました。
子供たちは,検定の手順を確認したあと約15分間練習を行い,本番に臨みました。いつもの練習と違い,検定員や順番を待つ他の子供たちが息をのんで見つめる中での演技は,とても緊張したと思います。そんな緊張感漂う中,子供たちは今持っている力を出し切ろうと頑張りました。
演技を終える度に,すぐさま検定員の旗に目をやります。合格にガッツポースをする子,失敗の悔しさに涙する子,次の演技に向けて集中を高める子といろんな表情が見られました。全ての演技が終わると一様に緊張から解放され,安堵の表情を浮かべていました。
全員合格・・・とはいきませんでしたが,挑戦の機会に果敢に取り組んだことは価値があることです。体操検定会に挑戦した全員に拍手を贈りたいです。