今から76年前(1948年),国際連合の総会において「世界人権宣言」が採択されたことから,12月10日は「世界人権の日」という,国際デーの一つです。日本では,この日を含む直前の1週間を人権週間に指定しています。これらのことから,本校では12月の参観授業では,人権をテーマにした学習を行っています。1年生は「わたしはあかねこ」で個性の尊重や自己受容について,2年生は「およげないりすさん」で仲間づくりについて,3年生,4年生は「プライベートゾーン」について考えることから,自他の体は互いに大切にし合わなければならないことを,5年生は「権利の熱気球」で自他の権利に対する価値観の多様性を,6年生はハンセン病や渋染一揆の資料をもとに,いわれのない差別の不合理さや,それに立ち向かった人々の営みを学習しました。学校で学んだことをもとに,家族でさらに話し合えるのが参観授業のよさです。この機会に,ご家庭で人権についてお話し合いいただけると幸いです。