四国電力から3名の講師が来てくださり,6年生に出前授業をしてくださいました。2組が3・4時間目,1組が5・6時間目に分かれて授業を受けました。
まずは,身近にある乾電池やクリップ,磁石等を使ったモーターづくりです。90度に曲げたクリップをセロテープで乾電池に仮止めし,電池ボックスに入れました。次にエナメル線で作ったコイルの両端からエナメルを削り落とし,そのコイルをクリップに作られた穴に通した後,乾電池の上に磁石を置きます。あとは軽く回してあげると,電気のはたらきでコイルは回り続けました。うまく回らなかった子は原因を一生懸命考え,何とか回らそうと四苦八苦していました。このように,問題が発生したときにその原因を考え,試行錯誤しながら問題を解決しようとする過程こそ理科の大切な勉強です。
その後は,電気の作り方や送電方法,発電所のお仕事に関わることなどたくさんの疑問について質問し,発電についての理解を深めていました。子どもたちに貴重な学習の機会を与えてくださった四国電力のみなさまに,こころより感謝したいと思います。