着衣水泳(6年生)

今年度の水泳学習の最後を飾るのは,6年生の着衣水泳体験です。海や川が身近な見能林小学校校区だけに,この体験は貴重な学びの場となっています。

まずは,普段経験することのない衣服を着た状態での水泳に挑戦しました。全員が「泳ぎにくかった」と感じたようです。そこで,講師から「溺れた時は,動きにくいので衣服を脱ぐ方がよいか」と問われると,ほぼ全員が「脱いだ方がよい」と答えていました。しかし,衣服自身に浮力があることや,浮力のもとになる空気をためることができることから,衣服は着たままの方がよいと聞き,驚きの声を上げていました。

次に,「背浮き」という助けを待つために楽に浮かんでいる方法や,「エレメンタリーバックストローク」というライフジャケットを着用したときの泳ぎ方などを体験しました。

その他,ランドセルやペットボトルなどの身近なものを使った浮き方や,レスキューチューブを使った救助体験などもすることができました。

溺れた時には,救助者がやってくるまでは10分以上かかることがあるので,その間,楽に長く浮いていられることが大切であることを学びました。

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