11月19日(火)、藍住町役場議会議場において、中学生議会が開催されました。
本校と藍住東中学校の生徒会役員14名が、議長と議員の役をいただき、中学生が出した12の一般質問に対して町内施設の所長さん・町役場各課の課長さんなどが答弁をしてくださいました。
中学生までのインフルエンザワクチンの一部助成や医療費の完全無償化について、中学校体育館へのエアコンの設置について、自動車のスピードを抑制したりゴミのポイ捨てをなくしたりするための対策についてなどの一般質問が出ました。
それぞれの一般質問に対して、本番の議会と同様の進行で答えてくださいました。
過去には、中学生議会で出た議案が町の政策として実現したものもあるようです。
この取組が始まって数年経つのですが、中学生が自分の住む町の政治に興味を持つ絶好の機会になっています。
成人年齢が18歳に引き下げられ3年目、中学3年生は3年後に選挙権を得ることになります。
選挙の度に投票率の低さが話題になりますが、実際の議会の体験をさせていただいたことで、今後政治への関心が強くなり、自分の1票が政治をつくり町をつくり国をつくっていくという意識がもてたことでしょう。
中学生議会に参加した生徒は、この経験を多くの生徒に伝えてもらいたいと思います。