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学校紹介

 南小松島小学校について学校のある小松島市は,徳島県の東部紀伊水道に面した海岸沿いにあります。勝浦川と那賀川の豊かな水に恵まれた平野が広がり,美しい海と金長だぬきで有名です。
 その中心に位置する南小松島小学校は,花と緑いっぱいの学校です。正門を入ると大きく立派な枝ぶりの松の木がそびえ,隣接した中庭では様々な草花が大切に育てられています。
 生活科や総合的な学習の時間などで体験活動が 活発に行われ,「スマイル集会」では各委員会による工夫された発表活動が盛んに開かれています。そんな豊かな環境の中で,たくさんの元気で明るい子どもたちが学び合っています。

所在地
〒773-0001
徳島県小松島市小松島町字高須36番地
東経:134度35分16秒
北緯: 34度0分9秒
海抜:200cm

南小松島小学校の松の木
 南小松島小学校の校門をくぐると,見事な枝ぶりのクロマツがあり,学校のシンボルとなっています。樹齢は150年から200年とみられ,幹回り約2m,高さ約6m,枝の広がりは約10mにもなっています。
 形を富士山型にせん定して整え,下の写真のような美しい姿を見せています。

 南小松島小学校は,大正14年に,小松島小学校第2部として発足しました。その際,本校(旧小松島小学校分教場)から,この松の木も移植されたそうです。植え替え作業には,地域住民の協力を得,松の木を荷車に積み,牽引する長い列ができたそうです。
 現在も地域,学校,市が協力して,その保全に努めています。毎年,業者によるせん定や消毒などの手入れを欠かしていません。さらに昭和60年には,児童が2年間で採集した石を使い,松の木の周囲を石畳で整備しました。毎年,卒業式には,この石畳を通って松に見送られながら,卒業生が巣立っていきます。
 この松の木に児童が名前をつけようという全校集会が催されたり,三本の松の木を「知」「徳」「体」になぞらえ,学力向上についての劇が発表されたりするなかで,児童の中にも伝統ある松の木を大切にしようという気持ちが育ってきています。これは,自然や生き物を大切にしようとの気持ちにもつながります。
 南小松島小学校の松の木は,児童を見守り,今も年輪を刻み続けています。

南小松島小学校校歌

  1. 栄ゆく千歳の影見えて 根ざし固めし小松島 その南なる学舎に 集う百千の友がきは 愛の心に満ち溢れ 望も豊けく伸びてゆく
  2. 朝夕べの小休みなく 寄する横須の波のごと 学びの道にいそしみて 教の師の御諭しを 守りて倦まず歩みゆき 千里の果も極めかし
  3. 仰げば日峯厳かに 吾等の幸をみそなわす 伏せば出入りの船繁く 吾等が街は賑わえり ただ心して怠らず 清き務に励まなん