この取組では、子どもたちが学校生活の中で「感謝したいこと」「思いやり」等について、気付いたことを「デジタル知の総合化ノート『ふたばdeシート』」に蓄積していきます。道徳科の授業前には、これまで蓄積した『ふたばdeシート』を見直し、道徳科で学ぶ主題について自分の考えを記述します。
授業後にも、同じ主題について改めて自分の考えを記述することで、授業を通して考えがどのように深まったか、あるいは変化したかを比較できるようにしています。
『ふたばdeシート』を活用することによって、「気づきの習慣化: 日常の学校生活の中に隠された道徳的諸価値に意識的に目を向けるきっかけを作ります。」「自己内省の深化: 授業の前後で自分の考えを比較することで、道徳的価値に対する理解がどのように深まったか、あるいは新たな視点を得たかを客観的に捉える力を養います。」「多様な視点の獲得: 友だちの発表や先生の話を聞くことで、自分とは異なる考え方や価値観に触れ、多角的な視点から物事を捉える力を育みます。」「学びの可視化:『ふたばdeシート』に蓄積することで、自分の学びの足跡を可視化し、成長を実感することができます。」
この取組を通して、道徳科の学びを自分事として捉え、日々成長する力を育んでいきます。これからも、子どもたちが豊かな心を育み、よりよく生きるための支援を大俣小学校では続けてまいります。